学生時代に頭が良かったからといって、その人が成功するとは限らない。
勉強するための頭(記憶力)と、仕事をするための頭(考え方)は違う。
京セラの創始者である稲盛和夫さんの言葉(公式ともいう)に
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
がある。
能力は先天的なものであり、熱意は自分の意志で決められる。
能力と熱意はそれぞれ0点から100点まであり、
それに積がかかると考えると、自分の能力を鼻にかけ、努力を怠った人よりも、
情熱を燃やして努力した人の方がはるかに素晴らしい結果を残せる。
さらに、これに考え方が加わる。
考え方とは、人間としての生きる姿勢であり、
マイナス100点からプラス100点まである。
世をすね、世を恨み、まともな生き様を否定するような生き方をすれば、
マイナスがかかり、人生や仕事の結果は、能力があればあるだけ、
熱意が強ければ強いだけ、大きなマイナスとなる。
この公式は、平均的な能力しか持たない人間が、
偉大なことをなしうる方法はないかという問いに、
稲盛和夫さんご自身が体験を通じて答えたもの。
熱意も能力も大切。
しかし、すべては「考え方」で決まる。
物事をマイナス思考で考えるのではなく、プラス思考で考える。
今やっていることは社会正義に反していないか。
自分のためだけでなく、人のためになっているか。
仕事であれば、お客様のために役立っているか。
「できない理由」を探すのは難しい。
何故なら、「できない」とか...
「限界」とか...を決めているのは自分だから。
それだったら自分の限界を突破して、
「できる方法」を考えよう!
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