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「タイムマネジメント」

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「戦略的目標設定とタイムマネジメント」というテーマで、
プレゼン用の資料を作成している。

その中からいくつか抜粋。

【パレートの法則】
 「全体の2割程度の高額所得者が、社会全体の所得の8割を占める。」

 もともとは、経済分布に関する経験則の定義だったが、
 現在では、様々な現象に適用できるものとして用いられている。
 いわゆる、「80対20の法則」とか「ばらつきの法則」とか言われるもの。

 ・売上の8割は全商品の2割で生み出されている。
 ・売上の8割は全従業員の2割で生み出されている。
 ・売上の8割は全顧客の2割で生み出されている。

 要するに、成果の8割は2割の優先事項で決まる。
 この2割の優先事項を中心にタイムマネジメントを行なう。

【時間管理マトリクス】

 重要緊急マトリクスとも呼ばれる。
 活動を定義する2つの軸は緊急度と重要度である。
 「緊急なもの」とは、直ぐに対応しなければならないように見えるもの。
 「重要なもの」とは、ミッション、価値観、優先順位の高い目標の、
 達成に結びついているもの。

 縦軸に重要度(重要である、重要でない)、横軸に緊急度(緊急である、緊急でない)
 を設定し、4マスのグリッドで領域を示す。
 左上(緊急である・重要である)を第一領域と呼び、
  ・締め切りのある仕事
  ・クレーム処理
  ・切羽詰った問題
  ・病気や事故
  ・機器や災害
 が、含まれる。
 右上(緊急でない・重要である)を第二領域と呼び、
  ・人間関係つくり
  ・健康維持
  ・準備や計画
  ・リーダシップ
  ・勉強や自己開発
  ・品質の改善
 が、含まれる。
 左下(緊急である・重要でない)は第三領域。
  ・突然の来訪
  ・多くの電話
  ・多くの会議や報告書
  ・無意味な設定や付き合い
  ・雑事
 が、含まれ、
 右下(緊急でない・重要でない)を第四領域と呼び、
  ・暇つぶし
  ・単なる遊び
  ・だらだら電話
  ・待ち時間
  ・多くのテレビ
  ・その他の意味のない活動
 が、含まれる。

 通常の人は緊急なものを優先にする。
 従って、第一領域と第三領域に力を注ぐ。
 だが、第三、第四領域は、所詮、「重要でないもの」なのである。
 だから、大切なのは如何に第二領域の時間をつくるかである。

 第二領域には自らの強い意志が必要となる。
 第三、第四領域を少なくし、その分の時間を第二領域に使う。
 第二領域を広げることのより、それが「事前対応」となり、
 第一領域を小さくできる。
 第一領域が小さくなれば、プレッシャーやストレスがなくなり、
 生活にゆとりができてくる。

 ならば、「重要事項」を優先しよう。

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