今日は「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で知られる、
坂本教授(法政大学大学院政策創造研究科教授)の講演を聴いた。

経理顧問先である野口会計様のご紹介で、この機会を得ることができた。
感謝である。
実に熱かった。
著書を拝読した時にも熱いものを感じたが、
今日の講演では坂本教授のストレートな言葉に感動を覚えた。
その感動をシェア。
企業経営とは5人に対する使命と責任を果たすための活動。
5人の永久(とわ)の幸せの追求を念ずる活動である。
5人に対する使命とは、
・社員とその家族を幸せにする
・外注先・下請け企業の社員を幸せにする
・顧客を幸せにする
・地域社会を幸せにし、活性化させる
・自然に生まれる株主の幸せ
ちなみに上からが優先順位だという。
昨今、「会社は誰のためのものか?」
この問いに対し、「株主のもの」とか、「社員のもの」とか色々な意見を聞く。
しかし、坂本教授は社員とその家族の幸せを最優先にあげ、
次に外注先・下請け企業の社員の幸せをあげた。
この優先順位のつけ方には、たいへん学ぶべきものがある。
さらに教授は、
売上高で企業の安定性は計れない。
売上高は膨張した数字であり、計画的に増やすことができる。
例えば仕入れを増やすことによって...
企業の安定性は経常利益率にある。
常に経常利益率が高いことが必要。
損益計算書は市場が与えた会社の通信簿。
と話した。
「市場が与えた会社の通信簿」
いかに経常利益率を高め、
それを継続させていくことが必要か...
経営者にとって、学ぶことの多い講演だった。
感謝。
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