自由には責任がともない、権利には義務がともなう。
よく使われる言葉である。
誰でも自由を求める。
縛られたくない。自分の思った通りに行動したい。
だが本当にその行動に対し、責任を持っているだろうか?
判断、選択、責任。
人は先ず事象を判断する。
そして行動の選択を行う。
その行動に責任を持つ。
最終的に「責任」は自分が背負うのである。
そのことを十分に理解し、行動を選択しなければならない。
次に権利と義務。
権利とは「する」「しない」を判断できる資格。
義務とは権利の対義語で、自分の立場上、しなければならないこと。
そう、権利の主張には義務が発生するのだ。
あたり前のことだが、中々これが難しい。
言うのは簡単、やるのは難しいということである。
権利を主張し、言葉上、正論を並べる。
であれば、自分の果たすべき義務を全うせねばならない。
義務を果たせないものに、自分の権利を主張することはできない。
責任をもって自由を求め、
義務を果たして権利を主張する。
大切にしたい考え方である。
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