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「日本でいちばん大切にしたい会社」

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今日は「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で知られる、
坂本教授(法政大学大学院政策創造研究科教授)の講演を聴いた。

日本で_200.jpg

経理顧問先である野口会計様のご紹介で、この機会を得ることができた。
感謝である。

実に熱かった。
著書を拝読した時にも熱いものを感じたが、
今日の講演では坂本教授のストレートな言葉に感動を覚えた。

その感動をシェア。

企業経営とは5人に対する使命と責任を果たすための活動。
5人の永久(とわ)の幸せの追求を念ずる活動である。

5人に対する使命とは、

 ・社員とその家族を幸せにする
 ・外注先・下請け企業の社員を幸せにする
 ・顧客を幸せにする
 ・地域社会を幸せにし、活性化させる
 ・自然に生まれる株主の幸せ

ちなみに上からが優先順位だという。

昨今、「会社は誰のためのものか?」
この問いに対し、「株主のもの」とか、「社員のもの」とか色々な意見を聞く。
しかし、坂本教授は社員とその家族の幸せを最優先にあげ、
次に外注先・下請け企業の社員の幸せをあげた。
この優先順位のつけ方には、たいへん学ぶべきものがある。

さらに教授は、

売上高で企業の安定性は計れない。
売上高は膨張した数字であり、計画的に増やすことができる。
例えば仕入れを増やすことによって...

企業の安定性は経常利益率にある。
常に経常利益率が高いことが必要。
損益計算書は市場が与えた会社の通信簿。

と話した。

「市場が与えた会社の通信簿」
いかに経常利益率を高め、
それを継続させていくことが必要か...

経営者にとって、学ぶことの多い講演だった。

感謝。

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