性格にはその人の価値観があらわれる。
では価値観とは何か。
価値観とは、何が重要で何が重要でないかを判断する、
個人個人の評価基準のこと。
・愛
・熱意
・誠実
・感謝
・真実
・謙虚
・勤勉
人間の価値観には色々ある。
アメリカ合衆国の建国者のひとり、ベンジャミン・フランクリン。
「13の徳目」という価値観に従って生きた。
第1 節制:飽くほどに食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
第2 沈黙:自他に益なきことを語るなかれ。駄弁をろうするなかれ。
第3 規律:物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。
第4 決断:なすべきことをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。
第5 節約:自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。
第6 勤勉:時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。
無用の行いはすべて断つべし。
第7 誠実:詐(いつわり)を用いて人を害するなかれ。
心事は無邪気に公正に保つべし。口に出すこともまたしかるべし。
第8 正義:他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。
第9 中庸:極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。
第10 清潔:身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。
第11 平静:小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。
第12 純潔:性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、
これに耽りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし
信用を傷つけるがごときことあるべからず。
第13 謙譲:イエスおよびソクラテスに見習うべし。
ベンジャミン・フランクリンは価値観のもとに生きることを決め、
熱意を持って実践した。
「信念」を支える「価値観」と「人格」。
自分の「信念」は何か。
明確に定める必要がある。
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