「仕事観」の話。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
パーキンソンの第一の法則である。
仕事量が少なくても、
その仕事の完成のために与えられた時間をすべて使いきってしまう...
心あたりのある方も居るのでは?
仕事のテーマが与えられる。
全体の仕事量を見積もり、スケジュールを立てる。
日々の仕事量が決まる。
その日に予定した仕事の終りが見えてくると、
意識的(それとも無意識?)にブレーキを掛けはじめる。
次にやるべき仕事へと移らず、ついつい時間を浪費してしまう。
今やっている仕事は、本来なら既に終わっている仕事かも...
その日に設定した仕事量は適当であったか?
目標設定が低すぎてはいないか?
振り返りをしよう。
また、日々仕事開始前には自他共による仕事量の客観的評価が必要だ。
チームメンバー同士、互いの仕事量を評価し合おう。
仕事は時間でするものではない。(※ 時間でする業種もあるが...)
計画した仕事量が終わらずに、勤務時間が終了したからといって帰る。
そんなことでは成長しないし、上達もしない。
多少負荷がかかった状態で仕事をする。
だからこそ上達も速まる。
計画以上に仕事が進んでいる。
であれば、更に進めればいい。
プロジェクトメンバーに遅れが発生した。
であれば、フォローし合おう。
時間に余裕ができたのなら、スキルアップに努めればいい。
1年前の自分のスキルと今のスキルで変化はあるか。
1ヶ月掛かっていた仕事が、3週間で終わるようになったか。
ノウハウは増えているか。
そのノウハウを他者に伝授し、他者もそのノウハウを使えているか。
自分の成長を感じているか。
メンバーの成長を感じているか。
セルフカウンセリングしてみよう。
そうすれば今の自分に必要なことが見えてくる。
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