今週に入り、日経平均株価が10,000円を切っている。
10日の東京株式市場では5営業日ぶりに小幅反発し、
前日に比べ31円09銭高の9963円99銭だった。
トヨタやホンダが発表したリコールの影響も大きい...
ところで「日経平均株価」とは何?
「日経平均株価」とは、日本経済新聞社が算出している株式指数の1つ。
だから「日経」の名前がついている。
「平均株価」とは上場企業の株価を足して割ったものではなく、
日本を代表する企業225社を対象に算出したものである。
日本を代表する企業225社とはどのように選ぶのか?
「東京証券取引所第1部上場銘柄から流動性・業種セクターのバランスを
考慮して選択している」と示されている。
これら225社のその日の株価を合計し、「除数」で割る。
「除数」は225ではなく、株式分割や銘柄入れ替えなど(市況変動以外の要因)を
考慮した値としている。(除数の計算方法については別途...)
現在の「除数」は約24。(日本経済新聞朝刊 マーケット総合面 参照)
計算に使われる銘柄は、毎年必要に応じて変更される。
銘柄の入れ換えがあったときは日経平均株価の値が不連続になることがあり、
過去の日経平均株価と現在の日経平均株価とを単純に比べることはできない...
ちなみに日経300と云うものがあるので、区別する際は日経225と呼ばれる。
覚えておこう!
最近のコメント