人それぞれ学習の方法は異なるだろうが、
ここでは仕事を通して学んだ、技術の習得方法についてシェア。
学習するために必要なもの。
「本」を活用するのが手っ取り早い。
インターネットからの情報も価値があるが、極めて断片的であり信憑性に欠ける。
やはり本当に学ぶのであれば「本」。
まず1冊目を購入する。難易度は中。
短期間で一通り読む。(一週間程度が調度良い)
どこに何が書かれているかを記憶しておく。
今までの保有知識を使って、書かれている内容を大雑把に理解する。
2度目は理解しながら読む。
必要であれば、書かれている内容をパソコンに打ち込んで検証する。
2冊目の本を購入する。難易度は中~高。
学習の仕方は同じ。
だけど、わからないことをわからないままにしない。
そして3冊目の本を購入する。ここでは逆引きやサンプル集がよい。
1~2冊目の本により、基礎力・応用力が身についている(ホントか?)ため、
ここでは実践としてのテクニックを学習する。
若い技術者は最初に逆引きやサンプル集を購入してしまう。
実現するための方法やテクニックを優先してしまうからだ。
だけどこれは間違い。
テクニックを覚えるよりも、その技術の本質を理解するのが先。
本質を理解してからテクニックを磨く。
学習には人の力を借りることも大切、そして有効。
自分だけでは分らないことを教えてもらう。
経験豊かな人から習うということは実に効果的である。
だけど、ここでも一言。
まずは自分で学習するということ。
自分で学習した上で、分らないことを教えてもらう。
最初から教えてもらうような学習方法では、身につくものが少ない。
必ず、自分で学習してから聞く(教えてもらう)。
そして、再度、自分で学習する。
この繰り返しにより、
知識が技術力として確立される。
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