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2010年6月 1日アーカイブ


先日、同世代の友人と話をした。

「昔の技術者といまどきの技術者って、随分違うね」
抽象的な表現である。

その時の会話も含め、主観で新旧技術者の違いを考えてみた。
感じることを列挙しただけなので、すべての技術者にあてはまるものではない。

それではスタート。

・昔の技術者はいかに短いコードで、目的の処理が書けるかを競った。
 だからアルゴリズムを覚えた。
 今の技術者は動かすことを優先してプログラムを書いている。
 だからデザインパターンを学ぶ人が少ない。

・昔の技術者は隣の人をライバルと考え(よい意味で)、
 自分の方が少しでも早く、完了できるようにと必死だった。
 今の技術者は周りを気にしない。

・昔の技術者は本を購入して技術を習得した。しかも本の値段も高かった。
 今の技術者はインターネットで技術サイトを検索して、サンプルを探す。

・昔の技術者は机上でのコーディング、机上でのデバッグに重みをおいた。
 今の技術者はマシンでの動作確認に重みをおく。

・昔の技術者は言語仕様の習得を基本とした。
 今の技術者はコンポーネントの習得を基本とする。

・昔の技術者はシステム全体を俯瞰した。(システムが小さかったこともある)
 今の技術者は担当部のみの理解にとどめる。

・昔の技術者はバグを出した時の落ち込みが大きかった。
 今の技術者はさほど表面に表さず、淡々と不具合を改修する。

どうだろう...


でも、昔の技術者だとか、今の技術者だとか、
そんなこと、関係ないよね。

システム環境や開発環境は比べられないし、
覚えなきゃならないことは、現在(いま)のほうが何十倍もある。

でも、昔の技術者が大切にしていたマインド。
そのマインドは引き継がれていかなければならない。

そのために...

これからも古臭い話をしていくよ。
ね!諸君!!

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