高校時代に陸上競技をやっていた。(このブログでも何度も書いている)
ベスト記録の更新を目指し、毎日遅くまで練習した。
翌年のシーズンに照準を合わせ、冬はおもいっきり鍛える。
有名な「からっ風」を向かい風にして走る。
ほとんど前に進まない状態で、もがき、苦しみ、声をあげながら走ったこともある。
練習中は水を飲んではいけない。
口に含み、湿らせたあとは外に出す。
今の時代、練習中の水分補給はあたりまえだが、
昔は厳禁だった。
すべて「気合い」で乗り越えた。(乗り越えさせられた)
「根性」を頭と体に叩き込み、
「甘え」なんて自分から排除した。(排除させられた)
一年のはじめの頃は「〜させられた」だったが、
三年になると、「〜した」に変わっていた。
あんなガキの頃だったけど、今思えばかなり成長していた。
大人になって周りを見渡すと、色々な人がいることに気づいた。
ベスト記録をめざす人。
途中で諦めてリタイヤする人。
隣を見ながら他人に合わせる人。
真剣な人、
いい加減な人。
誠実な人、
平気で嘘をつく人。
やるときは「真剣」にやらなきゃいけない。
「いい加減」じゃ駄目だ。
「真剣」にやれば、「ベスト記録更新」はできる。
何回でも更新し続けることも可能だ。
そのためには、影の努力と表の努力が必要。
諦めない気持ちと、熱心さが必要。
まだまだ「強く」なれる。
だからもう少し「高い努力」をしてみようと思う。
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