自分の役割が決まる。
周りから結果を期待される。
その期待に応えるために全力を尽くす。
「期待」には、大人も子供も関係ない。
子供社会にだって「期待」はあるし、重圧は伸し掛る。
規模は違えど、小学生の頃から「期待」というものはついてまわる。
心臓がバクバクいいながら、その期待に応えるために必死にトライする。
クラスの代表になった「あの頃」のことを思い出して欲しい。
球技大会や運動会で戦ったこと。
文化祭や発表会で披露したこと。
期待に応えられた時は、満足感と安心感で笑顔が溢れ、
期待を裏切った時は、なんとなく下を向いていた。
期待に応えるためには、100%の力を発揮しなければならない。
その行動や結果が信頼関係を築くことになる。
ビジネスの世界もそうだ。
期待されて、それに応える。
更に上のレベルを期待されて、それに応える。
この繰り返しにより、信頼感が増し、自分の立場が形成される。
そもそも「期待」とは、よい結果や状態を予期し、それが実現することを望むこと。
だから「期待する」とは、その人が必ず「できるはず」のことを、
その結果を信じて待つということなんだと思う。
「できるはず」と信じて待ってくれているなら、
「できない」訳にはいかない。
期待に応えるために、何がなんでも絶対に何とかしてやる。
それが信じて待っている人への礼儀なんじゃないかな。
「期待する」と「期待に応える」
どちらも相手を信じているからこその言葉である。
組織での「期待」は大きい。
マネージャーはリーダに期待し、リーダーはメンバーに期待する。
リーダはマネージャーの期待に応え、メンバーはリーダの期待に応える。
もちろんその逆もある。
リーダーはマネージャーに期待し、メンバーはリーダーに期待する。
マネージャーはリーダーの期待に応え、リーダーはメンバーの期待に応える。
これが活性化された組織であり、
互いが互いを信頼できる組織である。
そんな組織を皆んなと共に、作り上げようと思う。
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