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2010年11月19日アーカイブ

「SE」

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SE・システムエンジニア。

今時のシステムを構築するSEと昔のSEとでは、その守備範囲(役割)が大きく変わってきている。
一世代前。というより、二世代くらい前になるのかな。
昔はSEという立場と、プログラマーという立場は明確に分かれていた。

SEはシステムを設計する、いわゆる業務SEがSEと呼ばれていた。
業務に関する上級知識を保有し、コンピュータを利用したシステムを業務面で設計する。

そして、設計したものをつくり上げるのがプログラマーの役割。
業務面の仕様を確実にプログラムに落としこむ。

要するにSEはプログラミングに関する高い知識を持つ必要がなく、
プログラマーは業務に関する高い知識を持つ必要がなかった。

でも今の時代は違う。
SEと呼ばれる業種でも、プログラミングの高い知識は必要だし、
データベースを設計するには、高度なSQLの知識も必要だ。

業務スキルに加え、プログラミングスキルを保有するからこそ、
業務にマッチしたシステム構築が可能になる。

当然、プログラマーも同じ。
プログラムを書けばよいというものではなく、
十分な業務知識を保有するからこそ、より使いやすいプログラムがつくれるんだ。

昔の流れを踏襲している会社は、今でも社内で職種を分けたがる。
でもそれは、個人的に反対!

SEは設計能力が高く、プログラミング能力も高い。
加えて、顧客とのコミュニケーション能力も高くなければいけない。

だけど、スキルは与えてもらう(教えてもらう)ものではなく、
自分が蓄積する(学ぶ)ものなんだ。

そのことを十分に理解する。
そうすれば、「知らない」とか「覚える時間がない」とか言うのが恥ずかしくなる。

与えられた仕事に必要な知識なのに、いつまでも「知らない」と言っているのは、
実は、「私は勉強していません」という事と同じことだろう。

それって、恥ずかしいことじゃないかな。

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