記憶には限界がある。
だから紙(ノートや他の記録媒体)に書く習慣をつける。
「その日にやるべきことを朝一に紙に書き出す。」
書き出したものに優先順位をつけ、高いものから順に実行していく。
ここで重要なことは楽なもの、やりやすいものから片づけるのでなく、
優先順位の高いものから片づけるということだ。
更には何の目的でそれを実行するかを明確にしておく。
やることと目的とを明確にすれば、
一日を振り返った時、自分に言い訳ができなくなる。
一日の中で本当に重要なことは、全体の2〜3割程度だろう。
この2〜3割のことに集中し、午前中に片付ける習慣をつければ、
一日の時間を有効に使うことができる。
終わったら次に何をするかを考えるのではなく、やるべき次のことを決めておく。
あらかじめ紙に書き出しておくことの有効性を知って欲しい。
昔の上司にメモ魔の人がいた。(以前も書いたね)
どんな些細なことでも必ずノートに書き込む、超メモ魔の人だった。
その人にメモをとることの重要性を学んだ。
メモをとることで、記憶から取り除くことができる。
今必要なことに集中し、他のことが必要になった時にノートを確認すればよい。
会議の席でノートを開かず、裏紙にメモをとる人がいる。
その裏紙に書いた内容を再度ノートに転記するなら問題ないが、
会議の数日後に丸めて捨てるのであれば意味がない。
それじゃあ、会議の時間を捨てることと同じになってしまう。
捨てることができる会議内容なら、会議の方向性を変えるべく提言すべきである。
そして本当に不要な会議なら、会議そのものを取り止める決意も必要だ。
30歳を超えれば、誰もが記憶に不安を覚える。
だからこそ記憶の限界に気づき、紙(ノートや他の記録媒体)に書く習慣をつけることが重要だ。
人に確かなことを伝える。
自分の言動に責任を持つ。
そのためにも、
次の会議から、ノートに書き込む習慣をつけよう!
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