プロジェクトを円滑に進めるためには、
イニシアティブをとるリーダーの存在が不可欠だ。
自社のみで進行するプロジェクトならリーダーのパフォーマンスでどうにかなる。
(先日、このブログに書いた)
難しいのは他社との合同プロジェクト。
それも参加社数が多ければ多いほど難しくなる。
担当部だけでなく会社間の境界部分。
もっとも重要なグレー部分の調整に難航する。
そこで必要なのは会社間をまたいでイニシアティブをとれるリーダー。
利害関係にとらわれず、最善の方法を提案・決断・実行できる能力。
まず、やることを明確にする。
いつまでに、誰が、どのような方法で行なうか、
なぜその方法がよいのか、
そのためには誰の支援が必要か、
代替策には何が考えられるか、
リスクの想定は...
曖昧なプロジェクトに多いのは、
「決める」ことをせず、「責任範囲を明確にしない」こと。
「いつか誰かがやるだろう」という思い込み。
「誰かがやればいいこと」なんて、きっと誰もやらない。
調整に必要なのは最終確認。
打合せ時に決定した事項の全てを終了時に再確認する。
極めて簡単で当たり前のことだが、意外とこれをやる人は少ない。
イニシアティブをとり、早めに段取る。(招集する日程を決める)
打ち合わせの目的を明確にして、最善の方法を参加者全員で検討する。
各々が結果を想定し、コミットメントする。
終了時には決定事項の再確認。
次回は前回の懸案事項のフォローからスタート。
この繰り返しで、
今よりもっと、プロジェクトは上手くいく。
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