「デジタル・ディバイド」という用語を聞いたことがあるだろうか。
パソコンやインターネットなどのITを使える人と、それらを使えない人との格差のことである。
ここでいう格差とは、情報であり、機会であり、待遇であり...
様々なものを指す。
「デジタル・ディバイド」という用語は、インターネットの普及とともに広がった。
2000年を過ぎた頃には、一般用語としても知られるようになった。
だけど、最近はあまり耳にしない。
携帯電話、光回線、ネットブック、スマートフォン、タブレットPC。
インターネットへの接続手段が次々と登場し、
それらを使いこなす人が増えたからなのだろうか...
何れにしろ、今の時代、最も早く容易な情報収集方法はインターネットである。
インターネットを活用することにより、今より何倍もの情報を短時間で集めることができる。
そんな便利な時代だが、新たに「情報格差」というものがうまれる。
以前のように、インターネットを使える人と使えない人との格差ではない。
インターネットを活用する人と活用しない人との格差である。
「興味がある」、「興味がない」の問題ではなく、
「知る」、「知らない」の知識に差がでる。
情報の入手元には何があるか。
考えられるものを挙げてみる。
Webサイト(企業系、技術系、辞書、ニュースや天気予報...)、
SNS、メールマガジン、メーリングリスト、ブログ、
ネットショップ... まだまだある。
これらリソースを十分に活用し、情報を収集する。
そして、情報を知識に変える。
情報機器の進歩も凄まじい。
例えばスマートフォン。
あんなポケットサイズの機器に情報収集のための手段が溢れている。
メールアカウントの複数登録も可能。
対応しているサーバーなら、プッシュ式で通知させることもできるし、
未対応の場合は、巡回間隔を指定してフェッチさせることもできる。
どこにいても公私とものメールを受信することができる訳だ。
時間外の業務メールも見落とすこともない。
(迷惑に感じる人もいるかもしれないが)
お客様への対応も迅速にできる。
スケジュール管理も用途が広がる。
Googleカレンダーとの同期も可能だし、紙媒体(システム手帳)と併用すれば、
いつでも、どこでも予定を確認できる。
多彩なアプリを使いこなせば、カメラ、ボイスレコーダー、GPS、
時刻表、天気予報、ノート、ニュースも扱える。
更にアプリをダウンロードすることにより、
多くの情報ツールを備えるようになる。
「情報格差」
何もしていないと、自分では気づかないうちにどんどん広がる。
だから、これからの時代は意識的に情報収集を行なわないといけない。
自分の身近な人、ものだけを見るのではなく、
もっと、世の中の流れを気にしていかないといけない。
「情報格差」をプラスにもマイナスにも変えるのは、自分自身である。
「情報武装」は、企業だけでなく、個人も必要な時代になった!
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