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コンピュータ業界の最近のブログ記事

「今年のIT業界を予測する」

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今年のIT業界を予測する。

と言っても、昨年のトレンドがそのまま伸びていく状況なので、
誰でも同じ予測になってしまうと思うが。

IT業界の中心は、昨年から加速しているクラウド。
  ・SaaS
  ・PaaS
  ・IaaS

そこに携帯端末(スマートフォンやタブレットPC)が絡む。
  ・iPhone
  ・Android

携帯端末とクラウドをつなげるWebサービス、
そしてそれらを利用して動くアプリケーションが充実する。

動画や音声などのメディア制御機能が加わる。
  ・Ustream
  ・Skype

これからのITサービスは、クラウドサービスと携帯端末の連携。
マルチデバイス・マルチプラットホームでの動作が必須となる。

加えて今年は、HTML5とMicrosoftのSilverlightが表舞台に登場する。
PaaS環境として、MicrosoftのAzureも勢いを増すはずだ。

弊社を含め、システム開発会社はこれら新技術を早急に習得・検証し、
他社を差別化するためのスキルを身につけねばならない。

業務だけでこれらの技術を習得することは不可能である。
だから、会社、社員が一丸となってこれら新技術を習得するための最短方法を検討し、
行動に移す必要がある。

今年は重要な一年となる。

「SE」

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SE・システムエンジニア。

今時のシステムを構築するSEと昔のSEとでは、その守備範囲(役割)が大きく変わってきている。
一世代前。というより、二世代くらい前になるのかな。
昔はSEという立場と、プログラマーという立場は明確に分かれていた。

SEはシステムを設計する、いわゆる業務SEがSEと呼ばれていた。
業務に関する上級知識を保有し、コンピュータを利用したシステムを業務面で設計する。

そして、設計したものをつくり上げるのがプログラマーの役割。
業務面の仕様を確実にプログラムに落としこむ。

要するにSEはプログラミングに関する高い知識を持つ必要がなく、
プログラマーは業務に関する高い知識を持つ必要がなかった。

でも今の時代は違う。
SEと呼ばれる業種でも、プログラミングの高い知識は必要だし、
データベースを設計するには、高度なSQLの知識も必要だ。

業務スキルに加え、プログラミングスキルを保有するからこそ、
業務にマッチしたシステム構築が可能になる。

当然、プログラマーも同じ。
プログラムを書けばよいというものではなく、
十分な業務知識を保有するからこそ、より使いやすいプログラムがつくれるんだ。

昔の流れを踏襲している会社は、今でも社内で職種を分けたがる。
でもそれは、個人的に反対!

SEは設計能力が高く、プログラミング能力も高い。
加えて、顧客とのコミュニケーション能力も高くなければいけない。

だけど、スキルは与えてもらう(教えてもらう)ものではなく、
自分が蓄積する(学ぶ)ものなんだ。

そのことを十分に理解する。
そうすれば、「知らない」とか「覚える時間がない」とか言うのが恥ずかしくなる。

与えられた仕事に必要な知識なのに、いつまでも「知らない」と言っているのは、
実は、「私は勉強していません」という事と同じことだろう。

それって、恥ずかしいことじゃないかな。

「次の技術」

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世の中にないモノを創造し、「今よりもっと」に貢献する。

我社プライムの企業理念の一つである。

そのためにやるべきことは何か。
今、必要なことは何か。

技術を売りとする会社であり、システムを提供し、世の中に貢献する会社。
ならば、技術力向上のためには最善を尽くす。

必要を超え、上達を望み、そして極める。
本当の技術の習得とはそういうものだと思う。

新しいプログラミング言語を覚える。
その言語でプログラムが書けるようになる。
だけど大切なのは、ただ書ければいいということではなく、
どれだけエレガントなコード、そして正確なコードが書けるかだ。
言語仕様を理解し、フレームワークの仕組みを理解し、
その上で、自分のコードを確実に動かす。

技術を追求する。
「次の技術」を少しでも早く自分のものにしようと考える。
技術者の思考はそうあるべきだと思う。
その思考が自分の強みとなり、一層の付加価値を生むことになる。

これから重要視される技術は何か。

Web技術は今後、益々進化する。
HTML5やCSS3。
Flushを使わずにアニメーションができる。
MicrosoftのSilverlightもそうだ。

RailsやCakeなどのフレームワークも重要だ。
JQueryなどを使ったAjaxアプリケーション。
見た目重視のリッチなアプリケーションをつくることができる。

そしてこれらの技術を「今」習得することにより、一歩先を歩くことができる。

技術の進歩は早い。
今後はこの進歩についていける人だけが、生き残れる時代となる。

「次の技術」
今がチャンスである。

「クラウド」

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久しぶりにコンピュータに関する話しをする。
(システム開発会社なのだから当たり前だが...)

日経コンピュータで特集が組まれていた、「Java vs .NET 舞台はクラウドへ」
この記事を参考にクラウドを考えてみた。

システム環境は移り変わる。
まずはパソコン一台の環境である「スタンドアローン」

その次に「ファットクライアント」
いわゆるクライアントサーバ(C/S)モデルが登場した。
データベースサーバ等をLAN上に設置し、クライアントコンピュータから
必要な時に必要な時間接続する。
スタンドアローン環境からC/Sモデルへの進化。ある意味、画期的な技術・大変革だった。

そして「シンクライアント」の登場。
サーバにアプリケーションを置いておき、クライアントコンピュータでは最小限のことしかしない。
クライアントコンピュータはWebブラウザでサーバ上のアプリケーションを動かす。

ユーザは更に求める。
アプリケーションをWebブラウザから動かせれば満足する時代から、見た目を求める時代となる。
リッチクライアントの登場である。
AjaxやFlashを使用することにより、表現豊かな、そして動きのあるページが見えるようになった。

そして舞台はクラウドへ移る。

「クラウド」とはインターネットをベースとしたコンピュータの利用形態をさす。
ソフトウエアであれ、ハードウエアであれ、使える資源をすべて、「サービス」と捉える。
そして、サービスを提供する側とサービスを受ける側に分かれる。

クラウドコンピューティングの分類には色々な考え方があるが、
ここでは大きく3つのサービスに分ける。

[SaaS]
  ソフトウェアの提供。
  SNS、CRM、電子メール、グループウェアなどが代表的である。
  セールスフォース・ドットコム、マイクロソフト、Googleなどの企業がサービスを提供している。
  ちなみに弊社開発・販売システム「汎用SNS PRIMERO」もここに位置する。

[PaaS]
  アプリケーション実行用プラットフォームの提供。
  セールスフォース・ドットコムの「VMForce」、Googleの「Google App Engine for Business」、
  マイクロソフトの「Windows Azure」などが代表的である。

[IaaS]
  ハードウェアやインフラの提供。
  仮想化サーバや共有ストレージなどがあげられる。
  一般的にはユーザの希望により、OS、メモリ容量、ディスク容量などを選択できる。
  Amazon.comのAmazon EC2、Amazon S3などが知られている。

「IaaS」では仮想化サーバに、必要なモノ(プログラミング言語やパッケージ)
を自分でインストールしなければならない。
そのため業務系のシステムではあまり用いられることがなく、Webサイトとして使用
されることが主となる。

だから今、「PaaS」が注目される。
サービス提供者がアプリケーション開発・実行に関わるすべての環境を
提供してくれる。

言語はC#(.NET)、Java、Python、Ruby ...
フレームワークは.NET、Spring、Django、Ruby on Rails ...
データベースはSQL Azure、Force.comデータベース、BigTable、Amazon RDB ...

これらの環境は、弊社などシステム開発会社から見ると、素晴らしいのひと言。
これにより「PaaS」上での業務系システム開発・提供が可能となる。

これからは「クラウド」、そして「PaaS」が注目される。

「グーグル包囲網」

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日経ビジネスの記事。
グーグルの特集となっている。

カリフォルニア州のアパートの一室で産声を上げてから11年。
売上高 約218億ドル(約1兆9587億円)
純利益 約42億ドル(約3798億円)
時価総額 約1534億ドル(約13兆7866億円 ※トヨタが約12兆680億円)

すご過ぎる...

売上高に占める検索連動型広告の割合が96.9%。
その利益をR&D(研究開発)に惜しまず注いでいるようだ。

 ・ユーチューブ
 ・マップ、ストリートビュー
 ・ニュース、ブックサーチ
 ・アップス
 ・クローム、アンドロイド

上記以外の新たな開発が幾つも進行している。

家電分野へも進出...
グーグルはアンドロイドOSの採用を多くの家電メーカに呼びかけている。
「グーグル家電」(ネット対応家電)が世に出る日も近い?

さらにグーグルは検索サービスの枠を超えて、インフラへ手を出してきた。
そのため、多くのIT企業が反発し始めた。

マイクロソフトとのOS、クラウド事業の対決、
マイクロソフトとヤフーとの提携(ネット検索)によるネット検索事業の対決、
アマゾンとの電子書籍対決...

IT企業の「グーグル包囲網」が確実に始まっている。

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