先週土曜日に実家からイクラが送られてきました。
自分の地元は鮭漁が盛んなところで、この時期近所の川では鮭がわんさかと川を登っていきます。
近所の方や親戚の人が鮭の漁をしていて、とった鮭をいただくときがあります。
つい先日とれた鮭をまるごと一匹もらったそうで、この鮭からとったイクラを今回送ってきてくれました。
とれたてだけあって、まだまだ新鮮で、ぷちぷち感があり、味もしっかりしていて、ごはんが進みます。
週末はこればっかり食べてました。
今さっき調べてわかったことがあるので書きます。
地元の鮭漁の方法は「コド漁」という全国でも例をみない伝統漁法らしいです。
コド漁とは・・・
"コド"とは、川の流れを良く考えて川底に杭を打ち、その杭に竹や杉の皮、ヨシ、柳などを取り付けて、鮭が休憩したり隠れたりする箱型をした装置(コド1型)をいいます。
"コド漁"とは、このコドを利用し、コドに入ってきた鮭を「ミマド」から覗きながら「カキマド」に鉤(かぎ)を差し込んで鮭をひっかける漁法です。
現在は、以上の伝統的なコドを簡略化したもので、ウワジョウだけを作り、イチバングイに竹シダを流しただけという"モッカリ(コド2型)"を利用しての漁法が多く行われています。
全国的で伝統的な漁法が次から次へと消えてしまっている中で、このコド漁は、鮭の習性をよく観察し利用した、先人の知恵がうかがえる貴重な漁法と言えます。
こんな伝統的な漁法だったとは。
まったく知りませんでした。
su
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